【看護師】中村
私が、訪問看護師になったきっかけは、がん専門病院の緩和ケア病棟に勤務していた時に「家に帰りたい」と強く希望しながら、当時受け入れてくれる訪問看護ステーションが見つからず、そのまま病院で最期を迎えた患者さんでした。「私が訪問看護師になって、お家に帰りたい方をお引き受けすればいいんだ」と、衝動に突き動かされるように、訪問看護師になりました。2015年4月みのり訪問看護ステーション開設と同時に入職しました。
「みのり」には、色んな意味を込めました。病や障がいがあっても、ご利用者の大切にしたいものが、できる限り尊重され、想い、人生がみのりますように。そんなご利用者を支えるご家族の想い、ケアが、みのりますように。ご利用者、ご家族、私たちで、何を大切にして暮らしていきたいのか、どうやってそれを支えてほしいのか、どうやってそれを支えていきたいのか、みんなで何度も対話をしましょう。旅立ちの時、「ケア、想い、人生がみのった」と、ご利用者もご家族も感じることができますように。
気付いたら、10年目になっていました。たくさんのご利用者とご家族に出会いました。訪問車で走っていると、これまでにお伺いしてきたお家が目に入り、そのお家で共に泣き笑いして過ごした時間が、しばしばよみがえります。時には、懐かしいご家族が、道端から運転する私に気が付いて、手を降ってくれることもあります。お見送りしたご利用者のご家族から、ご依頼を頂くことも多くなりました。2世代にわたりお伺いしたお家もありました。
在宅医療、訪問看護に求められるニーズは、かわらないものも、かわっていくものもあります。訪問看護師として、おひとりおひとりに最善を尽くすことのできるよう、研鑽を続け、これからも、流山、柏、松戸、我孫子地域の皆様のお役に立てるよう努めてまいりたいと思います。
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